ユコスに3600億円追徴 ロ国税省、脱税を指摘

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031230-00000036-kyodo-bus_all

【モスクワ30日共同】インタファクス通信によると、ロシア国税省は29日、石油大手ユコスに対し脱税の事実を指摘した上で、追徴課税分など1000億ルーブル(約3600億円)を支払うよう通告した。同社にとっては、ホドルコフスキー前社長ら幹部逮捕に続く大きな打撃。支払い不能となれば、経営権の移譲や一部国営化を余儀なくされるなど、経営上の大きな危機を迎えることになる。
 また、ホドルコフスキー氏の社長辞任後も、ロシアの野党勢力を支援するなどプーチン政権と対立したユコスに対する政権の追及の手が緩んでいないことが明白となった。
 今回の脱税容疑は同社の2000年の事業内容に関するもの。詳細は不明だが、所得の一部を関連会社に移したり、一部自治体での税優遇措置を不法に利用したことが対象とみられる。(共同通信

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20031230id27.htm
http://news.bbc.co.uk/2/hi/business/3356821.stm