資金負担3000億円台に圧縮 再生機構、カネボウ支援で

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040228-00000084-kyodo-bus_all

 産業再生機構が、カネボウの化粧品事業の新会社に対する支援で、当初4000億−5000億円とみられた資金負担を、3000億円台に絞り込む方向で検討していることが28日、明らかになった。国の資金負担が大きくなることへの批判が高まったためで、カネボウ本体も債務を減らせず機構に支援を仰ぎ、減資など株主責任を問う事態に発展する可能性がある。
 関係者によると、カネボウの化粧品事業の資産価値は、厳しく見積もると、のれん代を加えても4000億円に達しないとされる。債権買い取りと出資を合わせた再生機構の資金拠出額は3000億円台にとどまり、5200億円に上る本体の有利子負債は、2000億−2500億円程度しか削減できなくなるという。
 その場合、カネボウ本体は、関係金融機関に対し、債権放棄や債務の株式化による500億円程度の金融支援を要請する案が浮上する見通しだ。(共同通信

おとなしく身売りの方が良かったなあ