<JQ>ペイントHの下げきつい――債務免除決定に即時抗告

http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/chumoku.cfm?id=d3l3104531&date=20050831

 前日30日、横浜地裁から認可決定を受けた無担保転換社債の債務免除について、債権者から即時抗告の申し立てがあったと発表したことが売り材料。この決定はいったん留保となり、結果が確定するまで2005年8月期末の債務超過の解消は棚上げとなるため、先行き不透明感が再び広がっているようだ。
 前日はロータス投資事業組合(東京・千代田)が再び筆頭株主になったとの発表を手掛かりに急伸する場面があるなど、値動きは一段と荒くなっている。もっとも、市場では「経営に関する材料を消化しているというより、短期売買の口実として受け止められている面が大きい」(準大手証券の情報担当者)といった見方が多い。