「低い電線」1歳の命奪う…重機接触、街路灯折れ直撃

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061224i203.htm

 横浜市旭区の市道で11月、トラックの荷台に積まれた重機のアームが電線に引っかかって街路灯が折れ、直撃を受けた同区二俣川、会社員筑井(ちくい)康隆さん(42)の長女愛ちゃん(当時1歳)が死亡した事故で、電線の高さは道路法をもとに市が定めた基準より30センチ低い4メートル20だったことが23日、神奈川県警の調べで分かった。
 重機の最高部は高さ4メートル25で、基準が守られていれば事故は起きなかった。電線の設置申請書に高さの記載がなかったにもかかわらず、市は確認を怠っており、遺族は市や設置業者に対する損害賠償請求訴訟を検討している。